院長紹介
女性だからできる、歯科医師だからできる、アドバイスを
ひとりの歯科医師として、ひとりの女性として、患者さんの目線で、お母さんの目線で、正しい知識をお伝えしたいと思っております。
私たち歯科医師の間では当たり前のことでも、一般の方にはまだまだ馴染みのないことはたくさんあります。そういった知識を改めてご説明した時に、驚かれる方は少なくありません。そんな患者さんを見るたびに「もっと早く歯医者に来てもらっていたら…」とちょっぴり後悔することは少なくないんです。
虫歯や歯周病などが悪化してからではなく、お口のことで少しでも気になることがありましたら、ぜひお気軽にご来院いただければと思っています。
父の背中と笑顔を見て、歯医者になろうと思いました
今思えば、父が歯医者をやっていたことが、歯科医師を志したきっかけでした。たまに赤羽の医院に遊びに来て、家で過ごしている時とは違う父の働いている姿を見て、「いい仕事だな」と思っていたのかもしれませんね。こども心に。
1970年代に父が開業した田口歯科医院。歯科大学を卒業してから、この医院で働くようになりました。父と共に働く中で学んだことは、患者さんとの会話やコミュニケーションを大切にすること。
「説明がわかりやすいから、安心できるわ」
「先生は話をよく聞いてくれて、質問しやすい」
といったことを患者さんに言っていただけるのも、父のおかげなのだと思います。
父が亡くなった時、長年通っていただいている患者さんに「田口歯科医院はなくなってしまうの?」と聞かれて、「私が引き継いで続けます」と伝えました。すると、その患者さんは「娘さんが継いでくれるなら(先生も)安心ね」と涙を流してくださりました。
患者さんたちに父が愛されていたことを知り、父の代から通っていただける方々のためにも、この場所で皆さんの健康を守り続けていきたい、と決意させられた言葉でした。
ずっと愛される医院を目指して
開院から40年ほど経つこともあり、父から田口歯科医院を引き継いでから院内を改装しました。
「新しくつくり直そうか…」とも思いましたが、長い間、父と患者さんたちが育ててくれた田口歯科医院。3世代に渡って来てくださるご家族がいたり、私がこどもの頃を知っている方もいて。
結局、入り口の家具や間取りはそのままに、より患者さんたちが過ごしやすく、私が治療しやすい環境にリフォームしました。
遠方から通ってくれる患者さんもいます
ここ赤羽で開業して感じること。それは、父とのつながりもあると思いますが、優しくて、いい患者さんたちが多いということです。以前、赤羽に住んでいて「出張で近くに来たから」といって、検診やクリーニングを受けてくださる方もいたりして。
これからも、父に負けないくらい赤羽の皆さんに愛される歯科医院を目指して、治療に向き合っていきたいですね。
プロフィール
田口歯科医院 院長 田口 亜希子
【略歴】
1996年 日本歯科大学歯学部卒業
1996年 日本矯正歯科研究所勤務
2011年 田口歯科医院院長就任
【所属学会など】
日本矯正歯科学会会員
日本成人矯正歯科学会会員
歯並びコーディネーター
西浮間小学校 学校医